総合内科AI診断支援システム(機械学習版)(Clinical Problem-Solving)
特許
特許申請済・特願2021-130796
環境
http://ai.diagnosis.or.jp/diagnosis/
username: Ibaraishikai
password: q8DTZVSa
使い方の注意
作者はエラー学にも興味があって、それを克服するためにはコンピュータの力が必要だと信じています。
具体的にはclinical probrem-solvingの手法を駆使して、常に診断の初期に戻って、丁寧に鑑別疾患を思い出しながら、正診に近づいてゆくこと・間違った方向への道を訂正してゆくことが大事だと思ってます。 そのために以後ご紹介するURLのようなマシン・パフォーマンスが必要だと思ってました。どうかお暇なときにご試用下さいませ。
現在直列に1000reords,並列に鑑別診断病を並べて全部で約6400疾患を持っています。
以下はWEB上での入力の注釈です。症状辞書は英語検索が可能になってます。
使い方の手順
- 0. まずは入力したい症状・所見を日本語または英語の一部を枠内に書き込んでsearchをかけて下さい。
例えば腹痛、発熱ならば、それぞれ「腹」、「熱」をsearch枠に入力すると、辞書の中に該当項目があれば選択されて左枠内にでてきますので該当するものの□にチェックして下さい。
(同時に英語辞書機能もありますので「abd」、「fever」とやればいいです。日英混在でもいいです)。
チェックがすむと点数とともにソートされた50recordsが右下枠に出てきます。
右上枠はチェックした症状・所見が示されています。こうして検索・チェックするごとに右下に挙げられる該当疾患がリスト順位の変化とともに出てきます。
なお□内のチェックはもう一度チェックすれば削除されます。再び選びたければはじめと同じ操作をします。
- 1. 肥大、腫脹、浮腫、腫瘤など体のどこにでも生じる症状所見は大まかに入力して下さい。
またそのようにしかできません。結節も腫瘤も腫瘍も同じ意味で使っています。
- 2. X線画像上の異常所見は例えば「胸部」としてsearchしてチェックして下さい。
このときは「胸部レ線異常(質も部位も問わない)」などと大まかな入力しかできません。腹部、骨格病変も同じです。
- 3. 心電図異常も「心電図異常あり」としか入力できません。心雑音・呼吸音などもも然りです。
- 4. 皮疹、知覚異常、感覚異常、腱反射異常、歩行障害などその性状の違いや、強さや左右の区別はしてません。
(皮疹は明確にわかるものはそのように選べます)。
- 5. 症状・所見の左右差や数値は全くといっていいほど考慮してません。
陽性か陰性、高いか低いかで判断して下さい。また頭痛・腹痛などで細かな部位の指定はできません。
- 6. におい、味、質的なこと、量的なことは区別できません。
嗅覚異常、味覚異常は入力可能です。
- 7. 意識障害、精神障害、情緒障害などは、それぞれに多少区別できますが、おおまかに感じたように入力して下さい。
- 8. 危険因子や基礎疾患などの選択もできるようにしてますが、後付けですのでご試用にはご注意下さい。
また選択肢が二重にでてくることがあります。どちらでもいいですから一つにチェックして下さい。
- 9. 思う症状・所見がないか見当たらないばあいは無視して下さい。(日・英語でいろいろ言いかえてみて適当な言葉を探して下さい)。
- 10. 「 VINDICATE」にも対応してますが、幅広いです。
- 11. どうしても必要な症状・所見は下記までお問合せください。
電話(090-8712-3719)またはメール(nmdshjcg@nisiq.net)
またフィードバック情報もお寄せ下さい。
補足
左枠が辞書で右上枠が選択項目、右下枠に50位までの疾患がでてきます。選択症状ごとに可能性のある疾患が変化しつつ出力されます。 チェック項目を適当に解除したり再チェックすることにより、リストアップされる疾患が変化しますが、それらを眺めながら正診にたどり着けばいいと思ってます。
作者拝